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欧米為替見通し:ドル・円は上値の重い展開か、ユーロの値動きを注視

発行済 2017-06-28 17:25
更新済 2017-06-28 17:33
欧米為替見通し:ドル・円は上値の重い展開か、ユーロの値動きを注視
今日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い値動きを予想したい。
ユーロ・円の上昇基調にけん引され、ドル・円は買いが入りやすい見通し。
ただ、ユーロ・円の利益確定売りも見込まれ、ドルの上昇を押さえる可能性もあろう。


前日の海外市場では、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がユーロ圏の景気回復に言及し、「デフレ圧力はリフレに変わった」などと発言したことがユーロ買いのきっかけとなった。
ある市場筋は、ドラギ総裁の見解について「必ずしもタカ派寄りのコメントではないが、これまでのハト派寄りの発言とは違う内容となったことで、ユーロ買いに反応した」と指摘する。
これを受け、ユーロ・ドルが上値抵抗ラインとして意識されていた1.13ドルを上抜けたことでユーロ・円が上昇し、クロス円やドル・円を押し上げた。
ドル・円はNY市場で一時112円47銭まで値を切り上げた。


今晩は月末のフローが見込まれており、前日同様にユーロに資金が流入する可能性があろう。
本日まで開催のECBフォーラムでは日銀の黒田東彦総裁の発言機会があり、「異次元緩和」維持の方針が示されれば、金利差を意識した取引となって円売りが再開しそうだ。

ただ、ユーロ・円は急激な上昇で昨年4月以来の高水準に達していることで、利益確定売りが出る可能性があり、ドル・円の重石となろう。
また、米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の採決延期で、トランプ政策の遅れを懸念したドル売りも見込まれる。
(吉池 威)

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・5月マネーサプライ(前年比予想:+5.0%、4月:+4.9%)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:+0.6%)
・21:30 米・5月卸売在庫(前月比予想:+0.2%、4月:-0.5%)
・23:00 米・5月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+1.0%、4月:-1.3%)
・02:00 米財務省7年債入札(280億ドル)
・欧州中央銀行(ECB)フォーラム(28日まで、英中銀、日銀、カナダ中銀各総裁らが参加)

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