米商務省が発表した4月新築住宅販売件数は、前月比+16.6%の61.9万戸と市場予想52.3万戸を上回り、2008年1月以降8年ぶりの高水準となった。
3月分も51.1万戸から53.1万戸へ上方修正された。
新築住宅は住宅市場に占める割合は小さいが、契約時点での統計となるため、住宅市場の先行指標として注目される。
一方、同時刻に発表された5月リッチモンド連銀製造業指数は-1と予想外の3ヶ月ぶりのマイナスに落ち込んだ。
外為市場では良好な米国の住宅関連指標を好感したドル買いが強まった。
ドル・円は109円68銭から109円98銭へ上昇し、日中高値を更新。
ユーロ・ドルは1.1176ドルから1.1148ドルまで下落した。
【経済指標】 ・米・4月新築住宅販売件数:61.9万戸(予想:52.3万戸、3月:53.1万戸←51.1万戸) ・米・5月リッチモンド連銀製造業指数:-1(予想:8、4月:14)