ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=9連騰で年初来高値更新、過熱感も

発行済 2009-07-27 15:48

日経平均<.N225> 日経平均先物9月限<0#2JNI:> 

終値 10088.66(+144.11) 終値 10080 (+140)

寄り付き 10020.87 寄り付き 10040

安値/高値 10015.11─10179.59 安値/高値 10020─10190

出来高(万株) 207425 出来高(単位) 85996

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 27日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は9日続伸となり、6月12日

につけた年初来高値の1万0170円82銭を更新した。9日続伸は1988年2月以来。

 日経平均は前週末24日の米ダウ<.DJI>上昇を受けて、7月1日以来となる1万円を回

復して寄り付いた。米国やドイツなど欧米株が上昇する一方、中国、韓国、台湾などアジ

ア市場の株価がリーマン破たん前の水準まで回復したことを受けて、日本株も出遅れ修正

の動きとなった。主力株にはディーラーだけでなく一般投資家など実需の買いも入ったと

いう。

 東証1部騰落数は値上がり1039銘柄に対して値下がり502銘柄、変わらずが

156銘柄。東証1部売買代金は1兆3862億円だった。

 取引時間中の材料には乏しかったもののショートカバーが加速し、1万0100円台に

あっさりと到達した。市場関係者は「ロスカットラインである日経平均1万円の回復は想

定外で、国内勢、海外勢が相当踏み上げられた」(大手証券の株式トレーダー)と指摘す

る。「ハイテクなどの主力株は年初来高値を更新していない銘柄も多く、上げ余地がある。

上値に慎重な見方も多いが、海外市場次第では一段高も期待できる」(準大手証券)と

期待する声もあがった。

 立花証券執行役員の平野憲一氏は、日経平均は4月に8500円─9000円、5月に

9000円─9500円、6月に9500円─1万円と、1カ月ごとに500円ずつレン

ジを切り上げてきたと指摘。7月は中旬まで調整となったが、14日以降、連騰となって

いる。平野氏は「世界的に流動性を維持し株価がじり高になるという前提だが、日経平均

は1万円─1万0500円のレンジに入ったとみることができる」と述べた。

 

 半面、好調な海外市場の影響を強く受けているだけに、この先、日本株が単独で上昇し

ていくことは想定しづらいという。市場では「引き続き、為替、決算、政治の国内要因が

重しとなる可能性がある」(国内証券)との声が出ている。一方、過熱感を指摘する声も

あり「今週から企業決算が本格化するが、主力株などの決算が期待通りでなかった場合、

失望売りも出やすい」(国内投信投資顧問)とみられている。

   

 きょうは業種別では、証券、精密機器、電気機器などが上昇した。海運、石油・石炭、

電気・ガスはさえない。

 個別銘柄では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャル

グループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>などの大手銀行株が買われた。

主力株ではキヤノン<7751.T>が買われた半面、ソニー<6758.T>は軟化した。

 明電舎<6508.T>、ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674.T>などの材料株は続落。

国際石油開発帝石<1605.T>、住友金属鉱山<5713.T>などの資源関連株は売られた。

 日本郵船<9101.T>や、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>が軟調。27日前引け後に

2010年3月期の営業損益予想を大幅に下方修正すると発表したことが嫌気された。

 (ロイター日本語ニュース 石渡亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com; 03-6441-1784; ロイターメッセージング

:akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます