[12日 ロイター] - 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズのデータによると、米国内で稼働している石油・天然ガス掘削リグ数は、原油価格上昇を背景に12週連続で増加し昨年5月以来の高水準となった。12週連続の増加は、2017年6月以来、最長。
2月12日までの週の米国内石油・天然ガス掘削リグの稼働数は前週比5基増の397基。石油掘削リグが7基増と、ほぼ1カ月ぶりの大幅増加となった。天然ガス掘削リグの稼働数は2基減少した。
石油・天然ガス掘削リグの稼働数は6カ月連続で増加。前年同期の水準をなお393基(50%)下回っているが、昨年8月に記録した過去最低の244基からは大幅に増加している。
米原油先物は今週、1バレル=59ドルを超え、2020年1月以来の高値を付けた。