1308GMT 15日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
16日終値 前営業日終値
株 FT100 4361.84(+15.38) 4346.46
クセトラDAX 4957.19(+28.75) 4928.44
金 現物午後値決め 935.00 938.00
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(9月限) 99.130 (+0.045) 0.410(0.423)
独連邦債2年物 1.219(1.289)
独連邦債10年物(9月限) 121.82 (+0.46) 3.320(3.374)
独連邦債30年物 4.053(4.108)
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<為替> ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり安値に下落。JPモルガン
要が低下している。
<株式> ロンドン株式市場は4日続伸し、FT100種総合株価指数<.FTSE>は1カ
月ぶり高値で引けた。米JPモルガン
エネルギー・医薬品株に買いが入った。
FT100種指数は序盤で若干軟調に推移したものの、中盤でJPモルガン決算が発表
されるとマイナス圏から切り返した。
同時発表された7月の米フィラデルフィア連銀製造業業況指数はマイナス7.5と前月
のマイナス2.2から悪化。米株市場では押し下げ材料となったものの、英国市場への影
響は限定的だった。
投資家は企業業績に加え相場の上昇基調が今後も続くかを見極めるため、同日の米国市
場引け後に発表される米IBM
ている。
シティ・インデックスのアナリスト、ニック・サーフ氏は「IBMとグーグルの決算内
容がどの程度良いかにすべてかかっている」と述べた。
銀行株が上昇を主導。HSBC
グループ
資産運用のシュローダー
から「バイ」に引き上げた。
エネルギー株も堅調。米原油先物
ロイヤル・ダッチ・シェル
した。
石油サービス会社ペトロファク
連合が、天然ガス施設建設プロジェクトで、アブダビガス工業会社(GASCO)から
21億ドル規模の受注を獲得したとのニュースを好感した。
一方で鉱山株は軟調。金属需要見通しに対する不安が根強い。アングロ・アメリカン
リスク選好は若干改善したものの依然弱く、ディフェンシブ銘柄にも買いが入った。医
薬品株ではアストラゼネカ
した。
欧州株式市場は続伸し、終値ベースで1カ月ぶり高値をつけた。米JPモルガン
場を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は3.49ポイント(0.40%)高
の866.81。6月12日以来の高値で引けた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は7.95ポイント(0.32%)高の
2458.97。
金融株が上昇を主導。14日に発表された米ゴールドマン・サックス
え、JPモルガンの第2・四半期が予想を大幅に上回る36%の増益となったことを手掛
かりに買いが優勢となった。
HSBC
BNPパリバ
GR.PA>、ナティクシス
2009年第2・四半期の中国国内総生産(GDP)伸び率が前年同期比7.9%と第
1・四半期の同6.1%から加速し、エコノミスト予想の同7.5%を上回ったことは、
世界景気後退の終息につながる可能性があるとの見方を支えた。
医薬品株も高い。アストラゼネカ
ノルディスク
ア
スイスのノバルティス
一致し、医薬品の通年売上高見通しを引き上げた。
一方、フィンランドの携帯電話機大手ノキア
利益・市場シェア見通しを引き下げた。
<ユーロ圏債券> 反発。値動きの荒い展開となるなか、弱い米製造業業況指数を受け
た景気不安の高まりが債券需要につながった。
米JPモルガン・チェース
金融サービス大手CITグループ
の高まりを背景に、期間が短めの債券がアウトパフォーム。2・10年債利回り格差が拡
大した。
最新週の米新規失業保険週間申請件数が予想外に減少したことを受けて独連邦債は軟調
となる場面もあったが、フィラデルフィア地区連銀業況指数の悪化を材料に値を戻した。
米フィラデルフィア地区連銀が発表した7月の製造業業況指数はマイナス7.5と前月
のマイナス2.2から悪化。ロイターが集計したエコノミスト予想のマイナス5.0を下
回った。
RBCキャピタル・マーケッツの債券ストラテジスト、リチャード・マグワイア氏「少
なくとも債券市場では、まちまちの指標についてコップに水が半分しか入っていないと悲
観的に受け止められたようで、欧州をはじめ各地の市場でイールドカーブに著しいブルス
ティープ化が見られた」と指摘。「われわれは現在、持続可能な景気回復に向かっている
のか、2番底に向かう可能性があるのか見極めなければならない難しい地点にいる。どち
らについても真に説得力のある証拠は見当たらない」と述べた。
国債市場は短期的にはレンジ取引になる公算が大きいが、米企業決算から材料が出てく
る可能性があると付け加えた。
1528GMT時点で、独連邦債先物9月限は16ティック高の121.51。
独連邦債2年物
%。同10年物
2・10年物利回り格差は前日終盤の209bpから211bpに拡大した。
フランスとスペインは合わせて100億ユーロ(140億9000万ドル)近い国債を
発行。2012年に償還期限を迎えるオフ・ザ・ランの仏BTANが比較的好調だった。
10年物のスペイン国債と独連邦債の利回りスプレッドは75bp前後でほぼ変わらず。
フランス国債と独連邦債との利回りスプレッドも42bp前後でほぼ変わらずだった。
ユーロ圏のその他の国債は独連邦債をアウトパフォームし、利回り格差は縮小した。
[東京 17日 ロイター]