[ウィーン 15日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)は15日、イランの首都テヘラン近郊にあるカラジの核関連施設への監視カメラ再設置について、同国と合意に達したと発表した。
声明で「カラジ施設での監視カメラの再設置に関するイランとの合意は、IAEAのイランにおける検証および監視活動にとって重要な進展だ」と指摘。新たなカメラは「近日中に」設置されるとした。
米国は11月、イランがIAEAに協力しなければ、IAEAは年内に臨時会合を開かざるを得ないとの見方を示した。
ある外交筋は、そうなれば核合意再建に向けた協議が決裂する可能性があると指摘していた。