[ヒューストン 30日 ロイター] - 米石油大手エクソンモービルは30日、石油・ガス価格上昇を追い風に第4・四半期の営業利益が最大19億ドルに達する見通しとし、2021年は黒字を回復する可能性を示唆した。
規制当局への提出文書によると、第4・四半期は上流事業の営業利益が増加する一方、下流事業は横ばいもしくは減少する可能性がある。正式発表は来年2月1日。
リフィニティブのまとめたアナリスト予想では、第4・四半期の調整後利益は1株当たり1.76ドル。
20年は通年で224億ドルの赤字と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によるエネルギー価格急落とシェール資産の評価損で、上場来初の通期赤字となった。