[ロンドン 21日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は21日、ロンドンで開催されたウクライナ復興会議で、13億ドルの追加支援を表明した。エネルギー網の整備や、港湾や鉄道などのインフラ近代化に充てる。
「復興とは、ウクライナが安全で独立した国として、欧州と完全に統合され、世界中の市場とつながった形で繁栄するための基盤を築くことだ」と強調。
「米議会の支援の下、われわれはウクライナがその目標を達成できるよう、13億ドル超の追加援助を提供する」と述べた。
そのうち5億2000万ドルは、大きな打撃を受けたエネルギー網の復旧を支援するために使う。6億5700万ドルは、国境、港湾、鉄道、その他の重要なインフラの近代化を支援するために充てられる。
また「スピードアップと汚職撲滅に向けた」税関やその他のシステムのデジタル化に約1億ドルを充て、融資や保険を通じた企業支援に3500万ドルを振り向けるという。