[東京 17日 ロイター] - 原油先物価格は17日のアジア市場序盤の取引で下落している。中国の景気低迷や米利上げが需要に影響するとの懸念が広がり、4営業日連続で下げている。
北海ブレント先物は0.37ドル(0.44%)安の1バレル=83.08ドル。米WTI先物は0.39ドル(0.49%)安の78.99ドル。
中国人民銀行(中央銀行)は今週、市場予想に反して主要政策金利を引き下げた。利下げは過去3カ月で2度目となるが、景気減速に歯止めをかけるには不十分との見方がアナリストからは出ている。
16日に公表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨も原油相場を圧迫している。
議事要旨によると、大部分の政策当局者はインフレとの戦いを引き続き優先する姿勢を示した。