[ワシントン 17日 ロイター] - 再選を目指すバイデン米大統領の陣営は、激戦州ウィスコンシンで来週開かれる共和党討論会に合わせ、黒人とラテン系有権者を対象とした初の広告活動を展開する。民主党関係者が明らかにした。
共和党は23日、2024年大統領選で指名を争う候補者討論会を同州ミルウォーキーで初めて開く。
最有力のトランプ前大統領は参加しないとみられるがバイデン氏陣営は注視しており、今回の選挙戦中3回目となる大規模な有料広告キャンペーンを同日から開始する。金額については明らかにされていない。
ミルウォーキーにバイデン氏の「業績記録」を列挙した広告を掲示するほか、ビルボード(看板)トラックが討論会場を周回。また、数十万人のボランティアに共和党候補者の発言とバイデン氏の業績を対比させるオンライン投稿を討論会中に行うよう要請する。