Ahmad Ghaddar Olesya Astakhova Maha El Dahan
[ロンドン/モスクワ/ドバイ 4日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」の合同閣僚監視委員会(JMMC)は4日、オンライン形式で会合を開き、サウジアラビアとロシアが実施している供給制限に認識を示した上で、現行の政策を維持すると表明した。
会合後に発表した声明で、サウジとロシアの減産を認識、承認しているとし、「引き続き市場の状況を注意深く見極める」と表明した。
サウジはこの日、日量100万バレルの自主減産を11月と12月も継続すると発表。ロシアのノバク副首相は、原油の自主減産拡大か増産かを来月検討するとしたほか、従来の発表通りに現在の原油輸出削減を年末まで継続すると述べた。
次回のJMMC会合は11月26日。同日にはOPECプラスの会合も開催される。