Alex Lawler
[ロンドン 31日 ロイター] - ロイター調査によると、石油輸出国機構(OPEC)の10月の原油生産量は3カ月連続で増加した。ナイジェリアとアンゴラの生産増がけん引した。
10月の生産量は日量2790万バレルで、9月から18万バレル増加した。
サウジアラビアなどが減産を続けているにもかかわらずOPECの生産量が増加しているのは、一部の産油国が米国による制裁など供給を抑制する内的・外的要因を克服していることが主因。
OPECプラスの減産協定の対象となっているOPEC加盟国10カ国の生産量は15万バレル増加した。