Scott DiSavino
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約2%上昇した。イラクが石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」による減産への支持を表明したほか、週末を控えたショートカバーを受けた。
それでも週間では4%安。3週連続の下げとなった。
プライス・フューチャーズ・グループのアナリスト、フィル・フリン氏は「今週は過去最高水準のショートポジションで始まり、週末に向けてショートカバーが見られた」と述べた。
清算値は、北海ブレント先物が1.42ドル(1.8%)高の1バレル=81.43ドル、米WTI先物が1.43ドル(1.9%)高の77.17ドル。
両先物とも3週連続安は5月以降で初めて。