Colleen Howe
[北京 24日 ロイター] - アジア時間24日序盤の原油先物価格は北海ブレント先物が反発している。産油国グループ「OPECプラス」の会合を控え、さらなる減産で合意に達するかどうかを巡って思惑が渦巻いている。
0213GMT(日本時間午前11時13分)時点で、ブレントは0.29ドル(0.4%)高の1バレル=81.71ドル。前営業日は0.7%安だった。
米WTI先物は22日終値比0.38ドル(0.5%)安の76.72ドル。23日は米祝日だった。
サウジアラビアを中心とするOPECプラスが市場均衡を図るために供給量を削減する可能性があるとの見方に支えられ、いずれも週間ベースで5週間ぶりの上昇となっている。
IGの市場アナリスト、トニー・シカモア氏はノートで「今のところ最も可能性が高いのは既存減産措置の延長だろう」とコメントした。
アナリストらによると、需要面では精製マージンの悪化により米製油所の原油需要が減少している。