Alex Lawler Ahmad Ghaddar Olesya Astakhova
[ロンドン/モスクワ 24日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)が加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」はアフリカ産油国との間で2024年の産油量に関する妥協案に近づいている。複数のOPECプラス関係者がロイターに述べた。
OPECは22日、OPECプラスの閣僚級会合を26日から30日に延期。アフリカ諸国など一部加盟国の現在の産油水準とそれに伴う減産の可能性を巡り意見の相違が生じたためという。
当局者は23日、OPECプラスのアフリカ加盟国であるアンゴラとナイジェリアが産油量の増加を目指していると述べた。
こうした中、関係者の1人は匿名でOPECプラスが30日に合意に達する可能性について「99%の確信を持っている」と指摘。他の2人の関係者も合意は近いと述べた。4人目の関係者は協議は継続中とした。