Laura Sanicola
[24日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。パレスチナ自治区ガザでの人質解放を受け、地政学的なリスクプレミアムが低下した。ただ週間では1カ月超ぶりの上昇となった。
清算値は、北海ブレント先物が前日比0.84ドル(1%)安の1バレル=80.58ドル。米WTI先物が22日比1.56ドル(2%)安の75.54ドルとなった。WTIは23日、米国の感謝祭の祝日のため清算は行われなかった。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスは24日、イスラエルとの戦闘休止合意に基づき、拘束している人質のうちイスラエル人の女性と子ども13人を含む24人を解放した。赤十字国際委員会(ICRC)が明らかにした。