Florence Tan
[シンガポール 27日 ロイター] - 原油先物はほぼ横ばい。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどで構成するOPECプラスが今週開く会合に注目が集まっている。
北海ブレント先物は0028GMT(日本時間午前9時28分)時点で0.12ドル(0.2%)高の1バレル=80.70ドル。米WTI先物は0.10ドル(0.1%)高の75.64ドル。
先週の両先物は小幅高となり、5週間ぶりに上昇した。サウジアラビアとロシアが自主減産を2024年初めまで延長するとの期待やOPECプラスが追加減産を協議するとの観測に支えられた。
ただ、先週半ばには売りが優勢となった。OPECプラスがアフリカ産油国と生産目標に関する見解の相違を調整するため、会合を30日に延期したことが背景にある。
関係筋は24日、OPECプラスが妥協案に近づいていると述べた。