Maha El Dahan
[ドバイ/ロンドン 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国でつくる「OPECプラス」は30日の閣僚級会合を前に、来年の生産方針について減産幅を拡大し、原油価格を支える方向で意見調整を進めている。
2人のOPECプラス関係者の話では、現在来年第1・四半期に供給量を一段と削減することが議論されているが、期間や削減幅はまだはっきりと決まっていない。関係者の1人は、OPECプラスがこの問題で結局合意できないかもしれないし、閣僚級会合が延長されることもあり得ると明かした。
これまでの報道では、新たに最大で日量100万バレルの減産が決まる可能性があるとされている。