Katya Golubkova
[東京 8日 ロイター] - 8日の原油先物価格は上昇している。イスラエルがイスラム組織ハマスが提示した休戦案を拒否したことを受けた。また、米国の燃料需要が堅調となっている兆候も相場を押し上げている。
0132GMT(日本時間午前10時32分)時点で、北海ブレント先物は0.22ドル(0.28%)高の1バレル=79.43ドル。米WTI先物は0.19ドル(0.26%)高の74.05ドル。
イスラエルのネタニヤフ首相は7日、パレスチナ自治区ガザでの完全勝利は手の届くところにあると述べ、ハマスが提示した休戦案を「妄想」だとして拒否する姿勢を示した。
一方、ネタニヤフ氏と会談したブリンケン米国務長官は合意に向けた交渉の余地はまだ残されていると述べた。
需要面では、7日に発表された先週の米ガソリン在庫がアナリスト予想の14万バレル増に反し315万バレル減となった。