Stephanie Kelly
[9日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続伸。イスラエルがイスラム組織ハマスの休戦案を拒否したことを受けて中東地域の緊張が続く中、週間でも上昇する見通し。
0119GMT(日本時間午前10時19分)時点で、北海ブレント先物は0.08ドル(0.1%)高の1バレル=81.71ドル、米WTI先物は0.17ドル(0.2%)高の76.39ドル。
一方、ロシアは国内製油所への無人機攻撃や技術的な理由による稼働停止が重なり、2月の原油輸出が計画を上回る見通しで、供給削減方針を達成できるか不透明だ。
同国は石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」との間で、原油生産を日量950万バレルに抑えることで合意している。また、原油、燃料輸出も自主的に削減している。