[北京 21日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小反発。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟産油国からなるOPECプラスの減産や紅海での商船攻撃による供給不安と、米利下げ先送りによる原油需要下押し懸念など強弱の材料が交錯している。
0100GMT(日本時間午前10時)時点で北海ブレント先物は0.12ドル(0.15%)高の1バレル=82.46ドル。米WTI先物は0.09ドル(0.12%)高の77.13ドル。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派による紅海やバベルマンデブ海峡での商船攻撃が続き、貨物輸送への影響が引き続き懸念されている。16日以降に少なくとも4隻の船舶がドローン(無人機)やミサイルの攻撃を受けた。
一方、OPECプラス減産合意の一環として日量50万バレルの減産を約束したロシアは20日、原油精製処理量の減少にもかかわらず、2月の減産目標を達成する意向だと表明した。