[ワシントン 28日 ロイター] - 米政府は28日、最大3億4500万ドルの台湾への武器援助を発表した。中国は反発するとみられる。
供与する兵器のリストは公表していない。
米議会は2023年予算で、大統領在庫引き出し権限(PDA)を通じて台湾に最大10億ドル相当の武器援助を行うことを承認している。
複数の関係筋が過去数週間に語ったところによると、支援には非武装無人偵察機「MQ─9A」4機が含まれる見通しだが、米空軍のみがアクセスを許されている高度な装備の一部取り外しを巡る詳細を詰める中で見送られる可能性がある。
また、無人偵察機の改造費用を誰が負担するかという問題もあるという。ロイターは無人偵察機が支援に含まれるかどうかを確認できていない。
台湾国防部(国防省)は、米国の「安全保障上の堅いコミットメント」に謝意を表明。米台間の「暗黙の了解」で詳細についてはコメントしないと述べた。