[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米国時間の原油先物は約3%上昇した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が5日にウィーンで開く会合で大幅な減産を打ち出すとの観測が出ていることが背景。
清算値は、北海ブレント先物が2.94ドル(3.3%)高の1バレル=91.80ドル、米WTI先物が2.89ドル(3.5%)高の86.52ドル。
複数のOPEC筋によると、OPECプラスは日量100万バレル以上の減産を協議しており、各加盟国による自主的な減産が上乗せされれば、2020年以来最大の減産幅となる可能性がある。