■事業内容
(2)新規事業
アトラエ (T:6194)は、長期に渡って成長し続ける企業になるために、複数の事業を収益化させ、発展・拡大させていくことが重要であるという考えに基づいて多角化戦略の展開を基本としている。
足元は、新規事業として「TalentBase」、「yenta」及び「wevox」のサービスを提供している。
a) TalentBase
「TalentBase」は、175万人分のビジネスパーソンのプロフィールデータやソーシャルメディア上のアクションデータ等を保有し、独自のデータ解析技術により個人ユーザーの能力、志向、人間関係等を抽出することが可能なタレントデータベース。
転職の意向が顕在化していない転職潜在層への採用アプローチを可能とする、求人企業のダイレクトリクルーティング※1を行う機能があり、データベースの中から、求人企業が求める人材を効率的に探し出すことが可能※2。
求人企業(有料会員)からの月額利用料を収益として計上している。
※1求人メディアを通じた求職者からの応募や人材紹介会社からの紹介を待つような受け身の採用手法とは異なり、求人企業自ら、Facebook等のソーシャルメディアやTalentBaseのようなデータベースの中から必要な人材を探し出し、直接コンタクトを取ることによって採用を実現する。
海外では10年以上の歴史がある採用手法。
※2 TalentBaseの人工知能(AI)は、175万人のユーザー及び当該ユーザーとソーシャルメディア上で友人である400万人のソーシャルメディア上でのアクションを分析し、求人企業が求める人材を求人企業へ提示する。
b) yenta
「yenta」は、ビジネスパーソン同士の様々な目的(採用、転職、情報交換、情報収集、人脈形成、営業活動等)での出会いを実現する完全審査制スマートフォンアプリ。
TalentBaseのデータや解析技術を活かしたテクノロジーにより、利用ユーザー同士の相性や親和性の高さ等を割り出し、ビジネスパーソン同士を結びつける。
現在無料で提供しているが、2017年9期中に企業ユーザーや一部の個人ユーザーに対する有料課金を含むマネタイズを行うことを目標としている。
c) wevox
「wevox」は社員の声から組織としての課題を可視化させることで組織改善を可能にするサービス。
具体的には、会社への「愛着心」や「思い入れ」などのエンゲージメントや組織の現状を、サービス上の独自のサーベイを用いて定量的かつ多角的に把握し、それを基に組織を改善していくためのサービスで、「エンゲージメント機能(β版)」※1と「ストレスチェック機能」※2の2つのサービスからなる。
足元の利用料金はストレスチェックを実施する時のみ、実施者数×利用単価で、利用単価は300円となっている。
※1正式版は現在開発中。
会社への「愛着心」や「思い入れ」などのエンゲージメントや組織の現状を、独自のサービスで把握する。
事業部や部門別といったグループを任意で作成することが可能で、回答の匿名性を維持しながらも課題を解決可能なレベルまで特定することができる。
全ユーザー及び同業他社企業との比較が可能で、自社の強み及び弱みの分析が可能となる予定。
※2労働安全衛生法の改正により、2015年12月から労働者数50名以上の全事業者に義務化された、ストレスチェックを実施できる。
受検者はPC/スマートフォンのどちらからでも回答、結果の閲覧が可能。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )
(2)新規事業
アトラエ (T:6194)は、長期に渡って成長し続ける企業になるために、複数の事業を収益化させ、発展・拡大させていくことが重要であるという考えに基づいて多角化戦略の展開を基本としている。
足元は、新規事業として「TalentBase」、「yenta」及び「wevox」のサービスを提供している。
a) TalentBase
「TalentBase」は、175万人分のビジネスパーソンのプロフィールデータやソーシャルメディア上のアクションデータ等を保有し、独自のデータ解析技術により個人ユーザーの能力、志向、人間関係等を抽出することが可能なタレントデータベース。
転職の意向が顕在化していない転職潜在層への採用アプローチを可能とする、求人企業のダイレクトリクルーティング※1を行う機能があり、データベースの中から、求人企業が求める人材を効率的に探し出すことが可能※2。
求人企業(有料会員)からの月額利用料を収益として計上している。
※1求人メディアを通じた求職者からの応募や人材紹介会社からの紹介を待つような受け身の採用手法とは異なり、求人企業自ら、Facebook等のソーシャルメディアやTalentBaseのようなデータベースの中から必要な人材を探し出し、直接コンタクトを取ることによって採用を実現する。
海外では10年以上の歴史がある採用手法。
※2 TalentBaseの人工知能(AI)は、175万人のユーザー及び当該ユーザーとソーシャルメディア上で友人である400万人のソーシャルメディア上でのアクションを分析し、求人企業が求める人材を求人企業へ提示する。
b) yenta
「yenta」は、ビジネスパーソン同士の様々な目的(採用、転職、情報交換、情報収集、人脈形成、営業活動等)での出会いを実現する完全審査制スマートフォンアプリ。
TalentBaseのデータや解析技術を活かしたテクノロジーにより、利用ユーザー同士の相性や親和性の高さ等を割り出し、ビジネスパーソン同士を結びつける。
現在無料で提供しているが、2017年9期中に企業ユーザーや一部の個人ユーザーに対する有料課金を含むマネタイズを行うことを目標としている。
c) wevox
「wevox」は社員の声から組織としての課題を可視化させることで組織改善を可能にするサービス。
具体的には、会社への「愛着心」や「思い入れ」などのエンゲージメントや組織の現状を、サービス上の独自のサーベイを用いて定量的かつ多角的に把握し、それを基に組織を改善していくためのサービスで、「エンゲージメント機能(β版)」※1と「ストレスチェック機能」※2の2つのサービスからなる。
足元の利用料金はストレスチェックを実施する時のみ、実施者数×利用単価で、利用単価は300円となっている。
※1正式版は現在開発中。
会社への「愛着心」や「思い入れ」などのエンゲージメントや組織の現状を、独自のサービスで把握する。
事業部や部門別といったグループを任意で作成することが可能で、回答の匿名性を維持しながらも課題を解決可能なレベルまで特定することができる。
全ユーザー及び同業他社企業との比較が可能で、自社の強み及び弱みの分析が可能となる予定。
※2労働安全衛生法の改正により、2015年12月から労働者数50名以上の全事業者に義務化された、ストレスチェックを実施できる。
受検者はPC/スマートフォンのどちらからでも回答、結果の閲覧が可能。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )