米リッチモンド連銀総裁ジェフリー・ラッカー氏はこのほど、外部環境の不透明感による米国経済への悪影響が確認されていない中、中国の金融クライシスに注意する必要があると強調した。
ラッカー氏は、1990年代のアジア金融危機が発生した際、米連邦準備理事会(FRB)が利下げなどに踏み切ったと指摘。
一方、現在の世界経済の先行き不透明感が強まっていることに対し、FRBの中でも利上げ慎重論が出ているが、最近に発表された米雇用統計などの経済指標からみると、この時期の利上げが妥当だとの見方を示した。
ラッカー氏は、1990年代のアジア金融危機が発生した際、米連邦準備理事会(FRB)が利下げなどに踏み切ったと指摘。
一方、現在の世界経済の先行き不透明感が強まっていることに対し、FRBの中でも利上げ慎重論が出ているが、最近に発表された米雇用統計などの経済指標からみると、この時期の利上げが妥当だとの見方を示した。