[東京 2日 ロイター] - イオンモール (T:8905)は2日、新型コロナウイルスの感染拡大により、出店しているテナントの売上高が急減した場合、3月、4月の賃料を減免すると発表した。
新型コロナの感染拡大で、各地で外出自粛などが広がっている。イオンモールはテナント入居時に「月間最低保証売上高」を定める。通常、これを下回った場合、賃料が割高になるが、3月、4月は割高になるルールを適用せず、売上高に対して一定割合の賃料を適用する。
イオンモールは現在、全国で143カ所のモールを展開。こうした「月間最低保証売上高」の撤廃は、東日本大震災や熊本地震の際に一部地域で実施したが、全国で行うのは初めてとなる。
(清水律子)