[北京 14日 ロイター] - 中国当局が、新型コロナウイルスに対する2種類の予防ワクチンの治験開始を承認した。中国国営の新華社が14日、伝えた。
これらのワクチンを開発しているのは、米ナスダックに上場しているシノバック・バイオテック (O:SVA)の中国子会社と、中国国営の中国医薬集団総公司の傘下にある武漢生物由来物質研究所。
中国当局は3月17日にも、中国人民解放軍の軍事科学院軍事医学研究院と香港上場のカンシノ・バイオロジクス(康希諾生物股分公司) (HK:6185)が共同開発している新型コロナウイルスの予防ワクチンの治験開始を承認した。[nL4N2BA4I9][nL4N2BA0ZD]
新型コロナを巡っては複数の製薬会社がワクチンなどの開発に取り組んでおり、米モデルナ (O:MRNA)は3月16日、治験でのワクチン投与を開始した。
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