[23日 ロイター] - プライベートエクイティ(PE)最大手の米ブラックストーン・グループ (N:BX)が23日発表した第1・四半期決算は、分配可能利益が前年同期比4%増加した。
自社ファンドへの資金流入が続き管理・顧問手数料が16%増加。一方、新型コロナウイルス流行を受けた相場下落で運用益から得る収入は32%減少した。
分配可能利益は前年同期の5億3800万ドルから5億5710万ドルに増加。1株当たりの分配可能利益は0.46ドルで、リフィニティブのアナリスト予想平均の0.50ドルを下回った。
第1・四半期のPEファンド時価総額は21.6%減。S&P500採用銘柄の20%減より減少率が大きかった。新型コロナだけでなく原油安も保有株に影響した。エネルギーセクターを除くファンド時価総額は11.1%減だった。
3月末時点の運用資産は5380億ドル。3カ月前は5711億ドルだった。また、四半期配当を1株当たり0.39ドルにすると明らかにした。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200423T153917+0000