🔥 プレミアムなAIの力による株式選択を、InvestingProから今なら最大50%引き特別セールを請求する

アップルとグーグル、新型コロナ追跡アプリで位置情報の利用禁止

発行済 2020-05-05 14:47
更新済 2020-05-05 14:54
© Reuters. アップルとグーグル、新型コロナ追跡アプリで位置情報の利用禁止
GOOGL
-
AAPL
-
GOOG
-

[4日 ロイター] - 米アップル (O:AAPL)とアルファベット (O:GOOGL)傘下のグーグルは4日、両社が共同開発する新型コロナウイルスの感染追跡アプリについて、位置情報の利用を禁止すると表明した。

アップルとグーグルは4月に新型コロナ感染追跡アプリを共同開発すると発表した。アプリは、携帯端末に内蔵された近距離無線通信機能の「ブルートゥース」を活用し、ウイルス検査で陽性結果が出た感染者の近くにいる人に通知する。この技術は、公衆衛生当局のみが使用できる。

両社は、プライバシーの保護、アプリを政府の住民データ収集に使わせないことが最重要の目標としている。

しかし、米国の一部州の新型コロナ関連公式アプリの開発にあたっている業者は前月、感染の動向追跡や、ホットスポット(感染者が集中する場所)の特定には、新たな追跡システムと併せてGPS(全地球測位システム)データを使用できることが必須とロイターに語っていた。

アップルやグーグルの端末のGPSデータを利用できないとなると、公衆衛生当局は、他の方法で得るしかない。ただiPhoneやアンドロイド端末では、ユーザーが忘れずに再接続させないと、バッテリーの節約などのためにブルートゥースの接続は一定時間経過すると解除されるため、感染者の接近を見逃すケースも起こり得る。

公式アプリの開発業者は独自のアプローチを堅持する方針という。

ユタ州向けにGPSとブルートゥースを併用する公式アプリを開発したトゥウェンティは、アップル・グーグルの新たなツールなしで効果的に稼働すると述べた。

カナダのアルバータ州は、GPSデータを収集しておらず、同州の公式アプリ向けにアップル・グーグルの新システムを導入する計画はないとしている。

© Reuters. アップルとグーグル、新型コロナ追跡アプリで位置情報の利用禁止

アップルとグーグルは4日、アプリの乱立回避と広範囲な導入を目的に、利用を認めるアプリは1カ国につき1アプリとすると表明した。ただし、州など地域ごとに対応させる国も支援する方針で、米国の州のアプリ使用は認めるとした。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます