🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

野村HD、法人向け改善で前期2年ぶり黒字 新型コロナで評価損も

発行済 2020-05-08 17:46
更新済 2020-05-08 17:54
© Reuters. 野村HD、法人向け改善で前期2年ぶり黒字 新型コロナで評価損も
8604
-
4307
-

[東京 8日 ロイター] - 野村ホールディングス (T:8604)が8日発表した2020年3月期連結決算(米国会計基準)は、法人向けのホールセール部門で収益を伸ばし、純利益が2170億円の黒字となった。前期は1004億円の赤字で、最終黒字は2年ぶりとなる。新型コロナ感染拡大に伴う市場急変で1―3月の四半期では、同部門で約350億円の評価損を計上した。

20年3月期は、金融費用控除後の収益が1兆2878億円と、前年同期比15%の増収だった。税前利益は2483億円の黒字で、純利益とともに黒字を確保した。

営業やアセット・マネジメントなど主力3部門のうち、ホールセールの伸びが大きく、同部門の税前利益は922億円の黒字となった。リーマン買収後の収益力低下で「のれん」の減損を計上した19年3月期は1114億円の赤字だった。

野村総合研究所(NRI) (T:4307)の株式売却や、構造改革の柱に据えるコスト構造見直しも利益全体を押し上げた。同社が掲げるコスト削減目標(22年3月までに1400億円)の達成率は7割程度で、北村巧財務統括責任者(CFO)は「3月末時点で1000億円程度のコスト削減となった。今後も損益分岐点を引き下げていく」と記者団に語った。

四半期ごとの比較では20年1―3月期の収益が2375億円と、前四半期比29%の減収だった。純損益は345億円の赤字となった。

© Reuters. 野村HD、法人向け改善で前期2年ぶり黒字 新型コロナで評価損も

主力分野の税前損益は営業部門以外で振るわなかった。アセット・マネジメント部門はアメリカン・センチュリー・インベストメンツの関連損失が響き、1―3月期は87億円の赤字だった。ローン関連の評価損を計上したホールセール部門では101億円の黒字を確保したが、前四半期比では77%の減益となった。

(山口貴也)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます