[北京 16日 ロイター] - 中国は、ドイツのバイオ医薬ベンチャー、ビオンテック (O:BNTX)の技術を用いた新型コロナウイルスワクチン候補の臨床試験を承認した。同社の現地パートナーである中国製薬大手、上海復星医薬が16日、発表した。
同社の子会社が初期段階の臨床試験を「準備が整い次第、可能な限り早期」に開始する計画という。
中国の研究者や企業は国内外で、すでに8つのワクチン候補の臨床試験を次の段階へと進めている。
上海復星医薬は3月、ビオンテックの技術の利用に最大8500万ドルのライセンス料を支払うことで合意。5000万ドルを出資し、普通株158万0777株を取得した。