[ジャカルタ 9日 ロイター] - インドネシアは、英製薬アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を承認した。国家食品医薬品監督庁(BPOM)のペニー・K・ルキト長官が9日、記者会見で明らかにした。
インドネシアは8日夜、新型コロナワクチンの公平な供給を目的とした国際的な枠組み「COVAX」を通じ、同社のワクチン100万回分超を確保した。
また、これまでに中国のシノバック・バイオテック(科興控股生物技術)が開発したワクチン約3800万回分を受け取っており、1月から接種が始まっている。