[東京 18日 ロイター] - 政府は18日の新型コロナウイルス感染症対策本部で、首都圏1都3県の緊急事態宣言を21日に解除することを決めた。同日夕の対策本部で菅義偉首相が正式に表明した。菅首相は「飲食を通じた感染防止や変異株の監視体制を強化する」との考えも示し、感染再拡大に万全を期すと強調した。
対策本部では、感染再拡大を回避するため、1)飲食を通じた感染防止、2)変異株の監視体制の強化、3)感染拡大の予兆をつかむための戦略的な検査の実施、4)安全・迅速なワクチン接種、5)次の感染拡大に備えた医療提供体制の強化――を柱とする対応策も併せて決めた。
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