[ワシントン 3日 ロイター] - 米運輸保安局(TSA)は、2日に米国の空港でセキュリティーチェックを受けた乗客の数が163万人と、新型コロナウイルス感染拡大で旅客需要が大打撃を受けた2020年3月以降で最多だったと発表した。
コロナ禍前の19年5月2日と比べると乗客数はまだ約35%少ないが、20年5月2日の17万人からは大幅に増加した。
米航空各社はワクチン接種の進展でレジャー目的の旅行需要が増えると期待。ユナイテッド航空やアメリカン航空グループなどは夏季の需要増大に備え、運航便数を増加させる。