[25日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は25日、新型コロナウイルス感染対策としてのマスク着用に関する指針を大幅に緩和した。新指針では、人口の72%が屋内でのマスク着用が不要となる。
新指針では、伝染率ではなく、地域の入院者数や医療機関の収容人数などにも焦点を当てる。従来指針では95%の地域で感染率が依然高いとされ、屋内でのマスク着用免除の要件を満たす地域はわずか5%にとどまっていた。
ただ、航空機やバスなど公共交通機関利用時にはマスク着用が必要となる。この方針は3月18日までが期限となっており、CDCは今後数週間内に再検討する。
新指針はワクチン接種の有無にかかわらず適用される。