[バンコク 26日 ロイター] - タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)が26日発表した第2・四半期の失業率は1.37%となり、前四半期の1.53%から改善し、新型コロナウイルス禍前の2020年第1・四半期に記録した1.03%以来の低水準となった。
NESDCは、コロナ対策の規制緩和に伴い、今後さらなる改善が見込めるとの見方を示した。
第2・四半期の雇用者数は前年同期比3.1%増加した。前四半期も3%増加していた。
NESDCは「雇用状況はパンデミック前の水準近くまで改善した」とし、景気回復に伴い労働需要は増加し、熟練労働者と非熟練労働者共に不足していると説明した。