[上海 27日 ロイター] - 中国国家統計局が27日発表した1─7月の工業部門企業利益は、前年同期比1.1%減少した。新型コロナウイルス対策の新たな規制が需要を抑制し、利益率が圧迫された。熱波による電力不足で生産も脅かされた。
1─6月は1%増だった。
統計局は7月単月の数字を公表しなかった。
7月は深センや天津など主要製造拠点で新たなコロナ規制が導入され、工業の生産活動が影響を受けた。
7月の中国鉱工業生産は、前年比3.8%増と6月の3.9%増から伸びが鈍化した。
工業部門企業の負債は7月末時点で10.5%増加。6月末時点も10.5%増だった。