ライオット・プラットフォームズ（RIOT）は24日、ビットファームズ（BITF）の株式143万2063株を1株当たり約2.70ドルで追加購入したと発表した。
今回の株式取得により、ライオットのビットファーム保有株式数は5,762万株となり、ビットファーム全体の約14％に相当する。
この発表を受けて、ビットファームの株価は金曜日のトロント証券取引所で16％上昇した。
今回の行動は、ビットファーム社の意に反して経営権を取得しようとするライオット社の継続的な努力の一環である。
前月、ビットコインを採掘する会社であるライオットは、推定9億5000万ドルでビットファームを買収することを提案した。これに対してビットファームは、この買収を阻止するための措置を講じた。
ライオットのジェイソン・レス最高経営責任者（CEO）は、ビットファームズ社の反応に不服を表明した。
「ビットファームは我々と直接、真剣に話し合うのではなく、ポイズンピルとして知られる、通常の20％のしきい値よりもかなり低い発動ポイントを持つ、一般的には取引されていない防衛戦略を採用することを選択した」とレスはプレスリリースで発言した。
今週初め、ビットファームは「ポイズン・ピル」計画を発動した。
ロイターが報じたように、ビットファームの戦略の詳細によれば、6月20日から9月10日までの間に、投資家またはグループがビットファームの株式の15％以上を取得した場合、ビットファームは株式を追加発行し、その結果、投資家またはグループの所有比率が低下する。9月10日以降、買収の試みに関する特定の条件が満たされた場合、この上限は20％に引き上げられる。
ライオット・プラットフォームズは、ビットファーム社の臨時株主総会を要請する意向であり、その席上で、ビットファーム社の取締役会に新たに独立メンバーを数名選任することを提案する予定である。
金曜日、ビットファームはペンシルバニア州シャロンに新施設を設立し、米国に進出する計画を明らかにした。プレスリリースによると、同社はこの新拠点で最大120メガワット（MW）の発電能力を生み出すことを目指している。
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