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1月19日のNY為替概況

発行済 2017-01-20 05:58
更新済 2017-01-20 06:00
1月19日のNY為替概況
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、114円52銭から115円62銭まで上昇し、114円80銭で引けた。
軒並み予想を上回った米国の12月住宅着工件数、1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、週次新規失業保険申請件数を好感し、年内の利上げを織り込むドル買いが続いた。


ユーロ・ドルは、1.0677ドルから1.0589ドルへ下落し1.0660ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で金融政策を市場の予想通り据え置き、12月会合で発表したQEプログラムで資産購入を3月末まで月額800億ユーロ規模で継続し、その後、4月から年末まで月額600億ユーロの購入で延長する方針を再度確認。
ドラギECB総裁は、インフレ上昇基調が見られず、景気見通しリスクも依然下向きで緩和策を維持する必要があると強調したため、QE縮小観測が後退しユーロ売りが加速した。
ユーロ・円は、121円85銭へ下落後、122円75銭へ上昇。


ポンド・ドルは、1.2349ドルから1.2255ドルへ下落した。


ドル・スイスは、1.0009フランへ下落後、1.0075フランへ急伸した。


 【経済指標】・米・12月住宅着工件数:122.6万戸(予想:118.8万戸、11月:110.2万戸←109.0万戸)・米・12月住宅建設許可件数:121.0万戸(予想:122.5万戸、11月:修正値121.2万戸)・米・先週分新規失業保険申請件数:23.4万件(予想:25.2万件、前回:24.9万件←24.7万件)・米・1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:23.6(予想:15.3、12月:修正値19.7)

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