[ニューヨーク 3日 ロイター] - 米グーグルの親会社アルファベット (O:GOOGL)は3日、投資適格級社債市場で総額100億ドルを調達した。同社にとり過去最大規模の起債となったが、調達コストは過去最低だった。
アルファベットは100億ドルを6つのトランシェで調達。そのうち、10億ドルの5年債のクーポンは0.45%で、5年債クーポンとしては、アップル (O:AAPL)の2013年の15億ドルの起債時(0.45%)以来の低水準となった。
アルファベットの5年債のクーポンは、アマゾン・ドット・コム (O:AMZN)の6月の3年債発行時のクーポン(0.40%)は上回ったが、アマゾンの5年債クーポン(0.80%)は下回った。
低金利や米連邦準備理事会(FRB)による社債買い入れが企業の起債を下支えするなか、アルファベットの起債には堅調な需要がみられた。リフィニティブデータによると、310億ドル以上の需要があった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200804T002134+0000