[ブリュッセル 14日 ロイター] - 7月のユーロ圏の鉱工業生産は、資本財や耐久消費財の生産拡大で前月から予想以上に拡大する一方、引き続き前年同月を大きく下回った。
欧州連合(EU)統計局が発表した7月の鉱工業生産指数は前月比4.1%上昇、前年比では7.7%低下した。
ロイターが集計したエコノミストの予想は前月比4.0%上昇、前年比8.2%低下だった。
資本財の生産は前月比5.3%増加、耐久消費財は4.7%増加した。ただ新型コロナウイルス流行による経済活動の低迷で、前年比では10.4%、3.8%それぞれ減少した。