[ワシントン 16日 ロイター] - 米商務省が16日に発表した1月の企業在庫は前月比0.3%増と、予想と一致した。年明け後の消費支出の急増を反映し、前月の0.8%に続き底堅く増加した。ただ新型コロナウイルス感染拡大前の昨年1月との比較では1.8%減となる。
小売在庫は0.5%減と、前月の1.7%増から反転。先月発表の速報値は0.6%減だった。自動車在庫は1.5%減。速報値は1.4%減だった。
国内総生産(GDP)算出に用いられる自動車を除く小売在庫は0.1%減。速報値は0.2%減だった。
卸売在庫は1.3%増、製造業在庫は0.1%増。
企業売上高は4.7%増。前月は1.0%増だった。1月の販売ペースに基づく在庫解消に必要な期間は1.26カ月。前月の1.32カ月から短縮し、12年4月以降で最も短くなった。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20210316T152848+0000