[ニューデリー 16日 ロイター] - インド政府は16日、今後10年間で169都市に電動バス1万台を導入し、充電設備など関連インフラを整備する総額約5800億ルピー(70億ドル)の計画を承認した。
タクール情報相は会見で、計画は民間の資金や知見を取り入れるPPP(官民パートナーシップ)方式に基づくもので、連邦政府が2000億ルピーを拠出すると述べた。残りの資金の負担が州政府か民間企業かは示さなかった。
計画の発表を受けて電動バスメーカーのオレクトラ・グリーンテックやJBMオートなどの株価が上昇した。
モディ政権は最終的に全国で5万台の電動バスを導入する計画を進めており、総コストは推計120億ドルとなっている。