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米Z世代がインフレ対策で支出削減、自炊切替など生活に変化も

発行済 2023-10-16 14:55
更新済 2023-10-16 15:00
© Reuters.  13日に公表された米バンク・オブ・アメリカの調査で、米国の若年層の大半がインフレ長期化を受けて過去1年間に支出を抑制していたことが分かった。ワシントンで7月撮影(202

Nupur Anand Lananh Nguyen

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 13日に公表された米バンク・オブ・アメリカの調査で、米国の若年層の大半がインフレ長期化を受けて過去1年間に支出を抑制していたことが分かった。

調査は1100人超に実施。それによると、18─26歳のZ世代消費者中73%が物価上昇を受けて生活様式を変えたと回答した。

うち43%が外食の代わりに自炊を選択していたほか、40%が衣料品購入を控え、33%が食品や雑貨の購入を必需品のみにしたという。

バンク・オブ・アメリカのリテールバンキング部門責任者はロイターに「Z世代は明らかに財政をより健全にする方法を模索しており、インフレ対策として積極的に生活様式を変えている」と述べた。

© Reuters.  13日に公表された米バンク・オブ・アメリカの調査で、米国の若年層の大半がインフレ長期化を受けて過去1年間に支出を抑制していたことが分かった。ワシントンで7月撮影(2023年 ロイター/LEAH MILLIS)

さらに調査では、約4割が過去1年間に家計の悪化を経験したと回答。貯蓄をやめたり借金を増やしたりせざるを得なくなったという。

経済環境の見通しもより悲観的な状況が続いており、回答者の過半数が今後1年間に経済が改善する公算は小さいと答えた。

一方、ベビーブーム世代を含む高い年齢層では支出が5%拡大した。

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