Shivangi Acharya Sarita Chaganti Singh
[ニューデリー 10日 ロイター] - インド統計省が10日発表した9月の鉱工業生産指数は前年同月比5.8%上昇した。
ロイターのアナリスト調査では7%上昇と予想されていた。8月は10.3%上昇だった。
製造業と電力部門の伸びが鈍化して予想を下回ったものの、エコノミストは祝祭需要を織り込んで楽観的な見方を維持している。
ICRAのエコノミスト、アディティ・ナヤル氏は 9月の指数の伸びが前月からほぼ半減したことについて、豪雨と、ヒンズー教の祝祭日が遅いことが原因と指摘した。
9月の生産は、製造業が前年同月比4.5%増、発電量が9.9%増、鉱業は11.5%増加した。インフラ資材と資本財はそれぞれ7.5%と7.4%増、消費材は1%増で前年の同じ時期に記録したマイナスからプラスに転じた。
4月に始まった今年度上半期の鉱工業生産は前年同期比6%増加した。