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[ニューデリー 14日 ロイター] - インド政府が14日発表した10月の卸売物価指数(WPI)は前年同月比0.52%下落した。製造業低迷と食品価格上昇ペースの鈍化で、7カ月連続してマイナスとなった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.20%下落だった。9月は0.26%下落していた。
燃料と電力価格は2.47%下落し、9月の3.35%からマイナス幅が縮小した。
一次産品価格は1.82%上昇、9月は3.70%上昇だった。食品価格は1.07%上昇、9月は1.54%上昇していた。製造業製造品は1.13%下落、9月は1.34%下落だった。
13日に発表された10月の小売物価指数は4カ月ぶりの低い伸びとなり、インド準備銀行(RBI、中央銀行)が利下げ開始の目安と示唆している4%に近づいた。