[ブリュッセル 13日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が13日発表した10月のユーロ圏鉱工業生産指数は前月比0.7%、前年同月比6.6%それぞれ低下した。
機械などの資本財が低迷し、予想を上回る落ち込みとなった。ユーロ圏がリセッション(景気後退)に陥っていることを裏付ける内容となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前月比0.3%低下、前年比4.6%低下だった。
前月比での低下は資本財の生産が1.4%減、中間財と食品や衣料品など非耐久消費財がそれぞれ0.6%減となったことが主な要因。
エネルギーは1.1%増加した。耐久消費財は0.2%増だった。
国別ではアイルランドの落ち込みが最もきつく前月比7.0%減となった。ギリシャは6.0%増だった。