[27日 ロイター] - S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスは27日、資金調達コストの上昇により米銀の純金利マージン(NIM)が圧迫されており、たとえ米連邦準備理事会(FRB)が利下げに転じたとしても2024年末までにその圧力が緩和される可能性は低いとの見方を示した。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、アナリストは24年に米大手銀行20行中16行のNIMが低下すると予想。中央値で14ベーシスポイント(bp)低下が見込まれているという。
NIMは銀行の収益性を示す重要な指標とされる。