🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

独鉱工業生産、11月-0.7%で予想外の低下 景気後退リスク

発行済 2024-01-09 19:06
更新済 2024-01-09 20:09
© Reuters.  1月9日、独連邦統計庁が発表した11月の鉱工業生産指数は前月比0.7%低下した。低下は6カ月連続。独ドゥイスブルクのスチール工場で2020年1月撮影(2024年 ロイタ

[9日 ロイター] - 独連邦統計庁が9日発表した11月の鉱工業生産指数は前月比0.7%低下した。低下は6カ月連続。市場予想は0.2%上昇だった。

10月は0.4%低下から0.3%低下に修正された。

月単位の変動をならした3カ月間で見ると9─11月は前の3カ月に比べて1.9%低下した。

コメルツ銀行のチーフエコノミスト、イエルク・クレーマー氏は「予想外の低下だ。企業が受注減への対応を増やしていることを示している」と指摘した。

内訳では、資本財が前月比0.7%減、中間財が0.5%減、消費財が0.1%減。エネルギーが3.9%増、建設が2.9%減。

INGのマクロ部門グローバル責任者、カールステン・ブレゼスキ氏は、鉱工業生産は新型コロナウイルス流行前の水準を9%以上下回っていると指摘。短期的には楽観できる根拠がないと述べた。

© Reuters.  1月9日、独連邦統計庁が発表した11月の鉱工業生産指数は前月比0.7%低下した。低下は6カ月連続。独ドゥイスブルクのスチール工場で2020年1月撮影(2024年 ロイター/Leon Kuegeler)

同氏は「米経済はソフトランディングかハードランディング。中国経済にはまだ勢いが見られない。ドイツ鉱工業生産の外需は低迷が続くだろう」との見方を示した。

パンテオン・マクロエコノミクスの欧州担当シニアエコノミスト、メラニー・デボノ氏は「ドイツの鉱工業部門は第4・四半期もリセッションが続いた」と指摘。12月の鉱工業生産が横ばいだった場合、第4・四半期の鉱工業生産は1.7%前後の低下になるとの見方を示した。第3・四半期は2%低下だった。

VPバンクのチーフエコノミスト、トマス・ギツェル氏は、鉱工業部門と個人消費が経済成長に寄与しない場合、ドイツ経済は新たなリセッションに直面する可能性が高いとし「高インフレ、高金利、世界経済の同時低迷は、最終的にはリセッションにしかつながらない有害な組み合わせだ」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます