[ブラジリア 6日 ロイター] - ブラジル開発商工サービス省が6日発表した2月の貿易収支は54億ドルの黒字となり、同月としては1989年の統計開始以来最大の黒字幅となった。
前年同月比で111.8%の大幅増となったが、ロイターのエコノミスト調査による予想の57億9000万ドルは下回った。
輸出は前年比16.3%増の235億ドル。原油の119%増、鉄鉱石の41.4%増などの採取部門が押し上げた。一方、輸入は前年同月比2.4%増の181億ドルだった。
2月は輸出入ともに前年同月から価格が下落し、数量ベースの貿易が拡大した。